2024年9月24日から日本で再輸入・再販されたスキットルズ。
アメリカで、人気のあるお菓子の1つとして有名です。
小粒で食べやすいカラフルなキャンディは、子どもから大人まで全ての世代に人気のお菓子。
ただ、今回は日本への輸入が3度目ということなのだそう。
スキットルズが過去2回も、日本へ輸入禁止された理由は何なの?
スキットルズが輸入禁止された理由や、身体に良くないと言われている関連性についても調べていきたいと思います!
この記事で解決できること!
- スキットルズが、過去に日本への輸入が禁止された理由
- スキットルズは身体に悪いといわれる理由
- スキットルズは本当に身体に悪いの?という疑問
スキットルズはどんなお菓子なのか、みていきましょう!
スキットルズはどんなお菓子?
1974年にイギリスの会社で初めて作られたスキットルズ。
その後、アメリカに輸入されて、アメリカ州内の工場で製造が始まったそうです。
フルーツ味のカラフルな小粒のチューイングキャンディで、表面はコーティングされていて硬く、中身は柔らかい食感になっています。
- 赤、オレンジ、黄色、紫、緑のカラフルな見た目
- ストロベリー、オレンジ、レモンなどのフルーティな味
が特徴のお菓子です。
カラフルでフルーティなチューイングキャンディは、日本でもいろいろな種類のものが売っていて人気がありますよね!
その中でも、なぜスキットルズは体に悪いと言われているのでしょうか?
スキットルズが体に悪いと言われる理由5つ
スキットルズが体に悪いと言われている理由は、主にカラフルな外見にあるようです。
- 人工着色料が使われている
- 二酸化チタンが含まれている
- 砂糖が多く含まれている
- 栄養価が低い
- 虫歯を引き起こすリスクが高い
人工着色料が使われている
レインボーでカラフルな色味を出すために、人工的に作り出す必要があります。
その着色料が日本では禁止されていたり、厳しく規制されていたりするものがあります。
禁止や規制の理由は、発がん性やアレルギー反応など、体に有害になる可能性が高いものがあるからです。
欧米で使用許可されているものでも、日本では食品安全基準に反していたりします。
二酸化チタンが含まれている
二酸化チタンとは、白色の着色料として使われていて、主にキャンディやガム、クリームなどに使われています。
ヨーロッパでは2021年から使用が禁止されています。
理由は、発がん性やDNA損傷のリスクがあると指摘されているからです。
スキットルズにも二酸化チタンが使われていますが、日本での使用は許可されています。
ヨーロッパで使用禁止されている添加物を許可しているため、体に良くないという印象があるのかもしれませんね。
砂糖が多く含まれている
スキットルズは砂糖が多く含まれているので、食べすぎると肥満や虫歯、糖尿病などのリスクを引き起こす可能性が高くなります。
砂糖は栄養価が低いので、健康への悪影響がさらに心配されます。
栄養価が低い
主な原料が砂糖と着色料なので、ビタミンやミネラル、タンパク質を含まない栄養価が低いお菓子と考えられます。
栄養価が低いと、体に悪いお菓子だと判断されてしまいますね。
虫歯を引き起こすリスクが高い
砂糖が多く含まれているだけではなく、中身が柔らかい素材になっているので、歯に残りやすく虫歯の原因となりうる状況を引き起こすと考えられます。
日本歯科医師会も、虫歯のエサになるのが砂糖だと言っています。
砂糖が口の中に長く残るほど、虫歯になるリスクは高くなります。
つまり、粘着性のあるチューイングキャンディやキャラメルのようなものが、1番虫歯になりやすいと言えます。
スキットルズのような砂糖の多いチューイングキャンディは虫歯になるリスクが高く、体に悪いと言えるのかもしれません。
以上5つの理由から、スキットルズは体に悪いといわれています。
さらに、スキットルズは過去2回日本への輸入が禁止されています。
スキットルズは体に悪いから、輸入禁止になったの?
スキットルズが体に悪いといわれる理由について、みてきました。
なぜ、日本への輸入が2回も禁止になったのでしょうか?
1回目の輸入禁止
最初の輸入が禁止された理由は、人工着色料の問題です。
- 黄色5号(フードイエローNo5)
- 赤色40号(アルラレッドAC)
こちらの着色料が、使用されていたことで、この着色料が子供を多動にする作用があるかもしれないという懸念が起こり、輸入を禁止したそうです。
2回目の輸入禁止
2回目に禁止されたのも、食品添加物の問題でした。
- 二酸化チタン
着色料として使われる二酸化チタンが使われていて、それがDNAを傷つける可能性がある健康リスクが懸念されて、輸入禁止措置が取られたようです。
その国の規制に合わせて、成分の配合を少なくしたり調整されたことで、今回の2024年には輸入が許可されているようです。
しかし、ヨーロッパだけではなくアメリカでも着色料などの有害とされる食品添加物を禁止しようとする動きが、2027年に向けて始まっています。
アメリカでは2027年にスキットルズが販売禁止に!
- 2021年 ヨーロッパで二酸化チタンの使用禁止措置
- 2022年 アメリカの「マース」に対して集団訴訟
- 二酸化チタンの再研究
- いくつかの問題が残るが有害の結果はなし
- 二酸化チタンは本当に安全なの?という意識がアメリカ国民に根付く
- カリフォルニアでは二酸化チタンの使用を2027年に禁止予定
- スキットルズの成分が変えられないと、販売中止になる
ヨーロッパでは、食品添加物「二酸化チタン」が2021年に使用が禁止されました。
この二酸化チタンがスキットルズに多く使われているとして、2022年にスキットルズのアメリカ親会社「マース」に対して、カリフォルニア州の住民が集団訴訟を起こしました。
再度研究した結果、二酸化チタンを摂取したことで、すぐに健康被害が出るという結果は出ませんでした。
しかし、いくつかの問題点が残ったため、アメリカの食品添加物認可のリストから二酸化チタンを外す流れになりましたが、まだ認められてはいません。
そこで、集団訴訟を起こしたカリフォルニア州の知事が、二酸化チタンを含む5つの食品添加物の製造や販売を禁止する法案を出して可決。
カリフォルニアでは、2027年以降に実施されることになっています。
それらの添加物を使用したままでは、スキットルズも販売中止に追い込まれてしまうでしょう。
ただ、食品添加物ではない原料に変えれば、2027年以降も製造することはできます。
日本で3度目の再輸入がされたことで、注目されているスキットルズ。
今後の動向に注目していきたいですね。
スキットルズは体に悪いから輸入禁止?まとめ
スキットルズは体に悪いのか?について、日本やアメリカでの状況もふまえて調査しました!
スキットルズは体に悪いから輸入禁止?についてのまとめ!
- スキットルズが体に悪いといわれるのは、有害と疑われている食品添加物を使用したり大量の砂糖を使った栄養価の低いお菓子のため、健康に悪影響を与えるのでは?と認識されているから
- 日本への輸入が禁止されたのは、有害と疑われている食品添加物の規制があったから
- スキットルズが本当に体に悪いのかは、個人の判断ではあるが、多量に食べたら健康被害のリスクはある
商品の改良を重ねて、日本で3度目の輸入を実現したスキットルズ。
見た目もカラフルでかわいらしいお菓子が、これからも世界に存続できるのか?
これからのマース社の力量にかかっているのではないかな、と思います。
個人的には、子供への影響はよくわかっていないので、なるべく食べさせないようにしたいと考えています。
正確な安全性を証明してもらえたら、消費者としても嬉しいですね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!