【コストコのベビーワイプ問題を解説】カークランドのおしりふきは有害?

今年の7月に話題となっていた、コストコのおしりふき(ベビーワイプ)に対するアメリカでの訴訟。

9月中旬の現段階でも、こちらの訴訟は進行中のようです。

日本でも販売しているコストコのおしりふきにも、影響はあるのでしょうか?

リリー

私もアメリカのコストコで、おしりふきを買う機会もあり心配になりました。。

なぜ訴訟になっているのか?そして、何の商品が対象なのか?

また、商品の回収などはあるのか?について、くわしく調査していきたいと思います。

この記事で解決できること!

  • コストコのおしりふきが問題になっている理由
  • 危険物質について
  • どの商品なのか
  • 商品は回収しているのか
  • 日本への影響について

まずは、コストコのおしりふきについての訴訟の内容や、問題になっている理由について深掘りしていきたいと思います。

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コストコのベビーワイプ何が問題?

FOXの公式サイトでは、

A lawsuit filed against Costco alleges that the retailer sold baby wipes containing unsafe levels of synthetic chemicals that can be harmful. (コストコに対して提起された訴訟では、同社が危険なレベルの合成化学物質を含むベビーワイプを販売していたと主張されている)

とのことです。

訴訟によると、コストコのベビーワイプには安全基準を超えるレベルのPFAS(パーフルオロアルキル化合物)が含まれていて、がんやコレステロール値の上昇、免疫系への影響など、有害な健康被害を引き起こす可能性があると疾病管理予防センターは指摘しています。

この集団訴訟は、2024年6月20日にカリフォルニア州で、カークランド シグネチャー ベビーワイプ フレグランスフリーの販売を理由にコストコ ホールセール社、およびベビーワイプ製品を製造したナイスパック プロダクツ社を相手取って提起されたとのこと。

つまり、おしりふきの成分から、人体に影響を及ぼす可能性がある有害物質が、基準値をこえる数値で出てきてしまって裁判問題に発展しているようですね。

では、合成化学物質というのは何なのでしょうか?

有害危険物質 PFAS(ピーファス)とは?

裁判の訴状によると、国防総省の研究所で検査された結果、コストコのベビーワイプ(おしりふき)には3.7ppbのPFAS(ピーファス)が含まれていたそうです。

PFAS(ピーファス)というのは、「永遠の化学物質」というニックネームが付けられています。

4700種類以上もある有機フッ素化合物の総称とされています。

EPA (アメリカの環境保護局)によると、PFAS(ピーファス) が人間にどれほど有害であるかは、まだ完全には解明されていませんが、この化学物質は低出生体重や腎臓がんなどの健康問題と関連があるとされているとのこと。

(出典:朝日新聞公式サイト

この化学物質が、ベビーワイプから基準値を超えた量でてきてしまったということですね。

では、どのおしりふきが、訴訟の対象になっているのでしょうか?

コストコのベビーワイプ対象商品について

アメリカの訴訟で対象とされているのが、カークランドシグネチャーのベビーワイプ(おしりふき)です。

(出典:Top Class Action公式)

日本へも輸入されているので、見かけることもあるのではないかと思います。

実際に訴訟になっている対象の商品は、2022年1月から2024年2月の間にコストコからウェットティッシュをオンラインで数回購入されたものとのことです

どの時点での製品が、検品の対象になったのかは具体的に書かれていませんが、その期間に購入した商品の中からPFAS(ピーファス)が検出されたということになります。

リコール、回収は実施しているのでしょうか?

コストコのベビーワイプ回収はしているの?

今は、裁判の訴訟中ということで、回収やリコールの実施はされていないようです。

訴訟が終わった段階で、何かお知らせが出てくるかもしれませんね。

コストコのベビーワイプ日本への影響は?

日本のコストコにおいても同じで、まだリコール、回収は実施されていません。

不安な方は、使用をやめておいたほうが安心かもしれません。

まとめ

今回は、コストコのおしりふき(ベビーワイプ)についてくわしく調査しました!

コストコのおしりふき(ベビーワイプ)のまとめ

  • アメリカの裁判でコストコのおしりふき(ベビーワイプ)が訴訟になっている〜現在進行中〜
  • おしりふき(ベビーワイプ)から、有機フッ素化合物が基準値以上でてきている
  • 対象商品は、カークランドシグネチャーのベビーワイプ
  • 現在、日本でもアメリカでもリコール・回収は実施されていない

赤ちゃんや子供達への影響を考えると、どんな成分や影響があるのか不安になってきますよね。

不安というかたは、情報がはっきりとするまではベビーワイプの使用を控えることがおすすめです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!


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この記事を書いた人

はじめまして!リリーです。
アメリカ在住3年のアラフォー繊細ママです。
4人の子どもたちを育てています。
HSP気質な性格に日々奮闘中。

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