世界的な物価上昇が続く中、2025年4月から日本でもさらに多くの品目で値上げが実施されることになりました。
食品から光熱費まで幅広い品目に影響があり、家計への負担は避けられません。
適切な対策をとることで、この値上げラッシュを上手に乗り切りたいですよね。
今回は、値上げラッシュの具体的な対応策とポイントをご紹介します。
この記事でわかること
- 4月から値上げする品目
- 値上げの対応策やポイント
- 値上げに対する心構え
順番にいきましょう。
値上げの影響や状況を把握する
【ラッシュ】4月から4170品目値上げへ、ウインナーやティッシュなどhttps://t.co/yCK5h9ZQ87
— ライブドアニュース (@livedoornews) March 26, 2025
4月からはチーズ類・ウインナー類・パックご飯など、2024年の1.5倍近い数の食品の値上げが予定されている。また、多くのアルコール類も大手4社が3%から12%程度の値上げを予定しているという。 pic.twitter.com/cYjwjRcXGU
まずは、自分の家計にどの程度の影響があるのかを把握することが大切です。
食品・飲料、日用品、エネルギー関連と、何がどれくらい値上げするのかをみていきましょう。
食品・飲料・酒類:
サントリーやアサヒビールなどの主要メーカーが、ビール類やRTD(缶チューハイなど)、国産ワイン、ノンアルコール飲料の価格を約4~11%引き上げます。
酒類・飲料
アサヒビール | ビール類や酎ハイなど酒類226品目を5~8%値上げ。 |
サントリー | ビール類、缶酎ハイ、国産ワイン、ノンアルコール飲料など208品目を4~11%値上げ。 |
キリンビール | ビール類、缶酎ハイ、ノンアルコール飲料など216品目を5~12%値上げ。 |
サッポロビール | ビール、缶酎ハイ、ノンアルコール飲料など208品目を3~9%値上げ。 |
(出典:PONTAミカタイムズ)
加工食品
ケンコーマヨネーズ | マヨネーズ、ドレッシング、ソース類など約1,200品目を3~45%値上げ。 |
森永乳業 | 牛乳類、ヨーグルト、デザート、バター、チーズなど47品目を2.5~9.1%値上げ。 |
プリマハム | ハム・ソーセージ、加工食品の家庭用・業務用商品約200品目を2.0~26.8%値上げ。 |
日清食品 | 即席カップライス製品(「日清カレーメシ」など)を約11%値上げ。 |
(出典:PONTAミカタイムズ)
全体的に大幅な値上げとなっています。
日用品:
ティッシュペーパーやトイレットペーパーなどの紙製品は、原材料費や輸送コストの上昇により、価格が上がる見込みです。
具体的な値上げ率は明らかにされていませんが、これまでの傾向から15~20%程度の値上げが予想されます。
エネルギー関連:
電気料金は、2025年4月以降、電気料金が平均して約400円程度の値上げが見込まれています。
ガス料金も同じく、平均して約139円程度の値上げが予想されています。
国民年金保険料:
物価や賃金の上昇に伴い、2025年度の国民年金保険料は月額17,510円となります。
前年度の16,980円から530円引き上げに。
どのように対応していくのが良いのでしょうか。
具体的な対応策4選
具体的に、どのように対応していけばいいのかポイントを4つにまとめました。
- 食費を見直す
- エネルギー費用の削減
- 買い物の工夫
- 家計の見直し
順番にみていきましょう。
1. 食費を見直す
代替品を探す
値上げ幅の大きいマヨネーズ(最大45%増)や乳製品は、プライベートブランド商品や割安な代替品を検討するのがいいでしょう。
例えば、マヨネーズの代わりにプレーンヨーグルトと少量のオリーブオイルを混ぜて代用することも可能です。
まとめ買いとストック
値上げ前に買いだめできる非生鮮食品は、セール時にまとめ買いするのも一つの手段です。
特に値上げ幅が大きい商品(例:マヨネーズ、即席カップライス)は優先的に検討しましょう。
自炊を増やす
加工食品より素材から調理する方が一般的にコストを抑えられます。
週末にまとめて作り置きする習慣をつけると、平日の負担も減らすことができるかもしれません。
2. エネルギー費用の削減
電気使用量の見直し
不要な照明はこまめに消しましょう。
家電の待機電力を減らしたり(使わないときはコンセントを抜く)、エアコンの設定温度を1℃調整するだけでも年間で大きな差になります。
ガス使用量の削減
お湯を沸かす時は、やかんより電気ケトルの方が効率的な場合も。
シャワー時間を短縮する(1分短縮するだけでも月に約200円の節約になることも)
食器洗いは、ためすすぎを心がけるという方法もあります。
新プランへの切り替え検討
電力・ガス会社の料金プランを見直す良い機会でもあります。
時間帯別プランや、セット割引などが自分のライフスタイルに合っているか再度確認しましょう。
3. 買い物の工夫
ポイント活用を最大化
キャッシュレス決済のポイント還元を積極的に利用する。
各種アプリのクーポンを活用したり、複数のスーパーのチラシを比較してから買い物に行くのも1つの方法です。
まとめ買いの適切な判断
すべての商品をまとめ買いするのではなく、値上げ幅の大きい保存ができる商品に絞りましょう。
食品ロスを出さないよう、実際に消費できる量を見極めることが重要です。

4. 家計の見直し
家計簿をつける
支出を「見える化」することで、無駄な出費が見つかりやすくなります。
スマホアプリを活用すれば手軽に始められるので、おすすめです。
固定費の見直し
サブスクリプションサービスなど、本当に必要なものだけに絞りましょう。
携帯電話やインターネット回線の料金プランが、自分の使用実態に合っているかを再度確認してみましょう。
値上げラッシュを乗り切るための心構え3つ
4月の値上げラッシュを乗り切るための心構えを3つまとめました。
- 焦らず計画的に対応する
- 家族で協力して取り組む
- 無理のない範囲で継続
順番にみていきましょう。

焦らず計画的に対応する
すべての対策を一度に実行しようとすると、大きな負担になります。
まずは、自分の家計の中で影響の大きい項目から取り組むことがおすすめ。
例えば、食費の比率が高い家庭なら食品の代替品探しから、光熱費の比率が高い家庭ならエネルギー使用量の見直しから始めるなど、優先順位をつけることが大切です。
家族で協力して取り組む
節約は一人の負担になりがちですが、家族全員で取り組むことでより効果的です。
子どもたちにも、電気をこまめに消す習慣づけなど、年齢に応じた協力をお願いしてみましょう。
節約を「我慢」ではなく「工夫」するという前向きな捉え方で、家族と共有することが長続きのコツではないでしょうか。
無理のない範囲で続けることが大切
極端な節約は長続きしません。
「できること」と「続けられること」のバランスを見つけ、無理のない範囲で継続することが最も効果的。
時には気分転換のために外食を楽しむなど、メリハリをつけることも大切です。
まとめ
2025年4月からの値上げラッシュは、確かに家計への負担となりますが、計画的な対応と少しの工夫で乗り切ることができます。
この機会に家計を見直し、より賢い消費習慣を身につけることで、長期的にみて家計の健全化につながるでしょう。
値上げを単なる「負担増」と捉えるのではなく、自分の消費行動を見直す「きっかけ」と前向きに捉えてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。